1件の大学教員の公募が出ると、数十名の応募は当たり前、条件のよいところには3ケタの応募が殺到すると聞きます。一方、採用人数は通常たった1名であるため、大学教員の採用環境は相当に競争的です。
分野にもよると思われますが、公募に対する応募者は、博士号取得直後の助手やポスドク、専業非常勤講師、既に他大学の専任教員として教壇に立つ研究者、国研勤務の研究者、企業の研究所の研究者など、さまざまです。採用選考の現場では、研究業績、学歴や学位、職歴、教育歴といった本人のプロフィールもさることながら、現教員の年齢構成や専門分野との関係、今後重点化が必要な学問領域などが考慮された結果、採用候補者が絞られていきます。
応募者の側からみると、たまたまよい年齢時期に、自分の専門分野に合致した公募が出ればラッキー、逆に公募が出なければ、ポストに就任できない可能性すらあります。業績や教育歴を積み上げる努力は必要ですが、運も味方につけなければなりません。運も実力のうち、といいますが、何処の社会でも生き残るのは厳しいものだと実感しています。 テーマ:研究者の生活 - ジャンル:学問・文化・芸術
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