今日から出張です。新幹線の車窓に広がる水田の若草色が鮮やかです。天気は良くありませんが、日本の風景は安らぎを与えてくれます。雨に煙る竹林や霞む山々が、次々と車窓を流れていきます。周囲の座席には、ビジネスの資料を広げる人や、パソコンで資料を作る人、雑誌を読む人、デジカメで写真をとる外国人旅行客など。それぞれが思い思いに時間を過ごしています。
研究者という仕事に就いてよかったと思うのは、ある程度自分のペースで仕事に取り組むことができるということです。もちろん、講義準備や採点業務など期日待ったなしの仕事も多いのですが、論文執筆など他の仕事から独立してスケジュールを決めることができる性質の仕事もあって、全般的には自分のスケジューリング権限を自分の手中に収めることができます。 逆に、自分で積極的に休息しようとしないと、いくらでも仕事を詰め込んでしまうことが可能です。投稿論文の投稿前の推敲作業や他の原稿執筆の仕事、卒論提出前の論文コメント指導などがたてこんでくると、数日間、睡眠時間を相当に削って対応することも少なくありません。どんどん仕事を詰め込むと、それによって生活のリズムが崩れて体に悪いので、自ら意識して気をつけなければなりません。若い頃は勢いでこなしていた(正確に言えば、こなせていた)のですが、今は何事も計画的にやらねばなりません。
今週前半は多くの仕事で忙しかったので、この出張はいい気分転換になります。まだ暑くなる前で、しのぎやすいので助かります。今月はもう1回、出張の予定があります。 講義をこなしながら半月も経てば、いよいよ7月。夏の到来です。 テーマ:研究者の生活 - ジャンル:学問・文化・芸術
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